(左)エンジンマウントはなんの工夫もなく、ポンっと乗っかった。
ただ、乗っける時に塗りたてのフレームがちょっと剥げた・・・。
(右)心配していたヘッドとフレームの干渉もギッリギリセーフ。
斜めになっているのはエンジンマウントをまだ本締めしていないから。のはず。


キャブはとりあえず手持ちのPC20を取り付け。140ccもあれば、KD純正キャブでも付けられそう。
配線はパッと見全然違うように見えるが、よく見てみると出てる配線の色は大体同じ。
とりあえず、似たもの同士繋げてみた。

 
(左)プラグはNHSP LD社のA7TCというものが付いていた。これはNGKのホームページで調べたらCR7HSAと同規格。
(右)後々国産に交換するとして、まずはエンジンに付属してきたイグニッションコイル、プラグを取り付け。
そーいや、付属してきたレギュレータらしきパーツに「12v」とデカく記されていたので電装系を12Vする必要がありそう。(オレはすでに12V化済み)

空気、火、ガソリンとエンジンを掛けるのに最低限の部品を組んだ時点で、確認の意味を込めてキック!!
キック3発ほどで軽々掛かった〜!!
・・・ウルサイ。マフラー付けてないからな。w


無事エンジンが付くことを確認できたので、個々適当に繋げていた配線を汎用6極防水カプラーで繋げる。
余った4本の配線はおそらくシフトインジケータの物なので、それぞれバルブにでも繋げれば、教習車仕様にできそう。
オレはんなもん今は必要ないので、絶縁テープぐるぐる巻き。


チェーンラインが全然ズレている。ジャズ純正と比較すると、20mm内側にある。
しかもスプラインがホンダ横型と違い、社外のオフセットスプロケが使えない。
ワンオフをカスタムショップ数件で見積もりを出してもらったところ、3,4万前後とのこと・・・。
色々と方法を悩んだ末、友人のアイディアを試してみた。
スプロケの取り付けボルトにカラーとさらにもう1つスプロケをセット。

・・・ムリでした。明らかな強度不足でした。イケそうかとも思ったが、リアロック!!チェーン外れ、Fスプロケにつけていたカラーとボルトが見事に曲がった。
ボルトを抜くのもグラインダーやら使い一苦労でした。


う〜ん、どうにもこうにもポンでは付きそうにない。
そもそもフロントが17インチで持ち上がっているのに、リアが12インチ+車高短リジットサスは上の画像を見ても明らかにバランスが悪すぎる。
どうせワンオフでスプロケ作ってもらうことになるのなら、リアもインチアップして入れたいホイールを適当にブチ入れてから考えることにした。w

 
(左)バーディ50/90の14インチホイール。ドラムブレーキなのにキャストという異端児。
最有力候補であったが、ほぼ商業用バイクのため中古部品がほぼ出回っていないため、やむを得ず諦めた。
(右)フロントにも流用しているNS-1。NSJAZZの出来上がり。ディスクなのがやっかいそう。どーにかなっかぁ?!

 
(左)どーにかなっぺぇ、とNS-1。
スイングアームの幅はジャズの方が断然広く、アクスルシャフト径は12mmと同じ。
「NS-1の純正でリアホイールがセンターにセットされている」という勝手な前提のもと、左右にワッシャー詰め攻撃でスイングアームの幅の差を埋めてゆく。
リアサスは、短いリジットでは17インチが入らないのでモンキー純正(取り付けカラー、ゴムをジャズの寸法に合うものに交換)で車高アップ。
さりげなくマフラーも新調。
(右)チェーンライン。
ジャズ純正エンジン、138ccエンジンのチェーンライン差。ジャズ純正リア、NS-1リアのスイングアームからスプロケまでの距離。一応すべてミリ単位で測定してきていた。
自分自身が一番ビックリ!
ポンでピッタ!! 「ジャズ/マグナはモンキー/カブのエンジン乗せればNチビ/NS-1のホイールがポンでチェーンラインが出る。」
ちょっとした大発見なんじゃね?!と一人興奮し、作業が一気に進んだ錯覚を起こした。
問題はどうやってブレーキ周りを取り付けるか。

 
(左)ミニバイク改造において、リアをドラムブレーキからディスクブレーキに変更する場合、ステップごとマスター、リザーブを流用するパターンが一般的 らしい。
だが、マスター、リザーブどころかステップすら取り付けられそうな場所が見当たらない。
純正ステップでそのままワイヤーを使い、リンクかなにかを介してマスターへと繋げらんねーかなぁ??レーサーみたいにリザーブレスマスター??などあれこれ妄想してみたが、不可能。
ワンオフでフレームにいろいろステーを溶接してもらうしかない。ただ、それは右足でリアブレーキを利かせる場合。
ちょっと視野を広げてみれば、ビッグスクーターが左手でブレーキ握っているではないか。
ということで、ニーハンスカブーのマスター流用。
径がNS-1の1/2ではなく14mmになる。
(右)流用に辺りジャスの゙スイッチボックスはレバー周り削り落とした。

 
(左)左ハンドルブレーキにしたら、クラッチはどうするのか!?
クラッチは空いた右ステップで操作できるよう、ワイヤーをワンオフで作成してもらった。
(右)図面
純正リアブレーキ/純正クラッチワイヤーを”2個1”にしてもらった400mm仕様。
もちろん間には調整ネジをいれてもらい、ワイヤー自体の自由長は純正クラッチワイヤーに合わせてもらった。
これで5千円ちょっとなので、文句ナシ。
フレームに色々とステーを溶接してもらうよりよっぽど安上がり。
”ふ〜ん、なんだか変わったことやってるヤツもいんなぁ。”と思いのあなた!!
オレの脳味噌、ヤニ煙で鈍っちゃいない。まだまだ独自ネタは尽きません?!


自作テニスボール式ジョッキーシフト!!
実は138ccエンジン、左ステップを取り付けるシャフトがやけに外側に長く、ジャズ純正のステップではギアチェンできずに困った。
純正ステップにM6のネジ山を作り、丸棒で外側に伸ばしてみたがうまくいかなかった。無理矢理1速に蹴り入れてやったらねじ山を作ったところがから折れた。
リンク部分をピロボール等組み合わせてやれば、たぶんステップもどぉにかなるだろーが、ふと、面白そうなアイディアが閃いた☆
それがハーレーやらデカいアメリカンでたまに使われるジョッキーシフト。
クラッチ操作を右足で行うこともあり、左足でギアチェンジするよりも左手の方がやり易いかなと。
ホームセンターでうろうろ1時間以上いろんなネジやらナットやらを手に持ち妄想を一人膨らませた。
自作で1,000円前後。テニスボールが一番高かった。w
アパートのお向かいが中学校のせいか、そのテニスボール、2日後にはどっかのガキ垂れにパクられてしまいました。泣笑
・・・ハナから自動遠心クラッチにしておけば、足を使わずすべての操作を両手で行えたんじゃねーの??とかつっこまないでくださいm(==)m



(左)NS-1のキャリパーサポートは、アクスルシャフトとの共締めと、スイングアームに溶接された出っ張りの周り止めで固定されている。
ちなみにNSR50とキャリパーは同形状だが、ディスク径は一回り小さく、どうやら凸凹がそれぞれ逆の位置に付いているらしい。
(右)試しに出っ張り周り止め代わりに、スイングアームに穴を空けボルトを通してみた。
若干ボルトの方が細いのでバックしながらブレーキをかけるとその細い隙間の分だけキャリパーが回ってしまう。
当たり前っちゃ当たり前の話なんだけどね。
ステンレスボルトが軽々と曲がってしまった。
アクスルシャフトをきちんと締めれば、そんなにグルングルン回ることはないであろうが、ちょっぴり不安。


ちなみに、スイングアームとタイヤのクリアランスですが、
・・・当たってます(^^;
チェーンの駒数、スプロケの大きさを調整すればどうにか調整可能な範囲内ではあるが・・・。


ワンオフでロンスイを作ってもらいました。
15センチロング、リアサス受けも15センチ後方再溶接、NS-1周り止め(23mm長め)
作業をお願いしたのはキューズバイククラフトさん。ホームページはこちら
質も良く、値段も随分お手ごろで助かりました。


さっそく交換。
フィーリングでリアサス受けを後ろに移したが、15センチはやりすぎた。半端ないレイダウンです。
リアサスは335mmの汎用物に交換。
一番固く、長く調整してもナンバーが後輪と干渉してしまうので、ナンバーはアクスルシャフトにステー噛まして横だし。
ステーの分ワッシャーを抜けばチェーンラインetc問題なし。
リアスプロケを36丁に変更、チェーンは420サイズの120リンク。

 
(左)BEFORE (右)AFTER
比較。タンクもR&Pの物を流用。取り付けも簡単にでき、思いの他似合っている。と思う。
ずいぶんと理想の"LOW&LONG"にだいぶ近づきました。

KDXのナンバーを借りて、試乗してみた。
まず、・・・慣れが必要。相当。w
発進がめちゃめちゃ気ぃ使います。
最初はエンストかフロントアップの2択ww
まだ乗りなれていないので体感しにくいが、アクセル戻すと加速する不思議なオートバイなので上が薄いみたい。
それでも140ccだけあって70キロは軽く出ました。
あんまり飛ばしたいバイクでもないので車の流れに乗れればおっけ。

あと、画像だと十分なクリアランスに見えるのですが、乗るとリアサスがすんごい沈み、リアフェンダーとタイヤが干渉する。
スイングアームにリアフェンダーを取り付ければいいのかな??

  

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